Iの漂流戦士






『俺はずっと君と話したいと思ってた。殺人鬼01ではなく枝波修君と……』


何人もの人間を殺してきた殺人鬼ではなく、一人の少年として

修はためらいなく答えた


『いいけど、その代わり答えられる質問にしか答えないよ』


アッサリと受け入れてくれた要望に、正義は少し安心していた



高木功は自分の領域に他人を絶対入れない鉄壁タイプ

一馬は一から十まで頭で考え、面倒な事は避けて通る頭脳タイプ

ナノハは自分の好きなように動く天然タイプ

修はそれぞれの性格を知った上で、一番いい付き合い方をする社交的タイプ


だからこそ修は知っていた


正義のように責任感が強く、話し合いで何でも解決出来ると思ってる平和主義者の扱い方を

正義は一つ一つ確かめるように質問していった





『君達が人を殺すのは誰かの為だよね?』


『そうだよ』


『どうして君達なの?なんで君達がやらなくてはいけないの?』


『今まで誰もやらなかったから』


『君も誰かを恨んでいるの?』


『恨んでない』


『それならこれは復讐?』


『違う』


『それならなぜ殺し続けるの?』


『救ってる』


『誰を?』







『俺を』