そして、一気に今まで溜め込んできたものが涙となって、流れてきた。 龍希に相談してよかった。 「ありがとう…龍希」 そんな、あたしを龍希は頭を撫でていてくれた。 涙が少し、落ち着いてから 「あたし、明日に千穂に言うよ」 そう言うと、龍希はニカッと笑って、 「おう!オレも今日、帰ったら千穂に言うから」 それから、龍希は帰っていった。