「――っ……!ふ……」
――あまりの苦しさに、どうやら現実に引き戻されたらしい。
勢い良く布団から上半身を起こし、乱れた呼吸のまま辺りを見渡す。
全身に汗をかいているようで、額の汗を手の甲で拭う。
畳、障子、床の間、布団。
変わったことは何もなかった、と言うより……
ここはあの女性の家だったんだっけ……
すっかり忘れていた、私は新選組の所から夜道を走って逃げ出してきたことを。
それと同時に、名前も聞かずにいたことも思い出す。
どこからも光は射していないけれど、辺りは闇から脱け出したようだ。
暗さはなくなり、どこかから漏れる光だけが部屋を明るくしていた。
どうやら朝になったようだ。
ふう、と乱れていた息を整えて、さっきまでの夢を振り返る。
血に染まった後のあんな続き……私が苦しくなるなんて、昨日まではなかった。
初めて見たし、初めて何かを感じた。
毎日、話が進んでいる?
だとしたら、それは何で?
何で私に、毎日続きを紡いでいく夢を見せるんだろう……
――あまりの苦しさに、どうやら現実に引き戻されたらしい。
勢い良く布団から上半身を起こし、乱れた呼吸のまま辺りを見渡す。
全身に汗をかいているようで、額の汗を手の甲で拭う。
畳、障子、床の間、布団。
変わったことは何もなかった、と言うより……
ここはあの女性の家だったんだっけ……
すっかり忘れていた、私は新選組の所から夜道を走って逃げ出してきたことを。
それと同時に、名前も聞かずにいたことも思い出す。
どこからも光は射していないけれど、辺りは闇から脱け出したようだ。
暗さはなくなり、どこかから漏れる光だけが部屋を明るくしていた。
どうやら朝になったようだ。
ふう、と乱れていた息を整えて、さっきまでの夢を振り返る。
血に染まった後のあんな続き……私が苦しくなるなんて、昨日まではなかった。
初めて見たし、初めて何かを感じた。
毎日、話が進んでいる?
だとしたら、それは何で?
何で私に、毎日続きを紡いでいく夢を見せるんだろう……



