【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜

翌日、目が覚めると、ぷるんとした唇が目の前にあった。



「…っうぉう!」



思わず大きな声を出してしまって、その魅惑の唇の持ち主、ヒノエさんも起こしてしまう。



「ん…。あら。今日は日曜日だから、ゆっくり寝てていいのよ。」



ヒノエさんは眠たそうに笑い、俺の額から頬、首筋までさらりと触る。



「もう熱はないみたいね。」



普段は我が儘放題なヒノエさん。なのに、今日は妙に優しくて甘い。



くそっ…不覚にも、ドキドキしてるぞ、俺。