「これは魔界のバンパイアの住む区域にしか裂かない青い薔薇。バンパイアの出すフェロモンがこの色に染める。そうでしょう?シウバ・イサキ卿?」
「その通りだよ、ヒノエ・ロア・ヴェル。流石獣族の女王。それを見ただけで私のことまで思い出すとはお見事だ。」
青白い伊佐木の顔は、漆黒だった瞳が朱色に変わるのを引き立てる。
「貴方が罪を犯したあの日、青い薔薇の花びらが街中を舞ったと聞いたもの。これは貴方そのものよ。」
ヒノエさんは手に持っていた青い薔薇の花束を、一瞬のうちに枯らす。これもジンガイの力なのか。
「楓ちゃんから香った匂いがこれだって思い出したのよ。」
ヒノエさんは手に残るかれた花びらを、ふう…と吹き飛ばした。
「その通りだよ、ヒノエ・ロア・ヴェル。流石獣族の女王。それを見ただけで私のことまで思い出すとはお見事だ。」
青白い伊佐木の顔は、漆黒だった瞳が朱色に変わるのを引き立てる。
「貴方が罪を犯したあの日、青い薔薇の花びらが街中を舞ったと聞いたもの。これは貴方そのものよ。」
ヒノエさんは手に持っていた青い薔薇の花束を、一瞬のうちに枯らす。これもジンガイの力なのか。
「楓ちゃんから香った匂いがこれだって思い出したのよ。」
ヒノエさんは手に残るかれた花びらを、ふう…と吹き飛ばした。



