【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜

「楓ちゃんのその記憶力が、きっと魔王に目をつけられた要因みたいね。」



「うーん、嬉しくないっすねえ。そんなの。」



俺は間髪入れずそう答える。すると、ヒノエさんに再び馬乗りになられ、押し倒された形になる。



部屋ではいつも通りの、下着だけのあられもない姿のヒノエさん。


さ、流石に、俺も人間だからドキドキしますさ。このシチュエーション。



って、このジンガイがそんな色っぽい展開で押し倒すもんか!俺、遂に殺されて食われる!



「わー!ごめんなさいごめんなさい!謝るから!だから食料にだけはしないで下さい!」



俺は慌ててヒノエさんに謝った。だって、死にたくないし!