【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜

「しかし、やっぱり記憶、弄られてたみたいね。楓ちゃんの夢、共有させてもらったわ。」



「へ……?」



もしかして、ヒノエさんは俺の記憶が書き換えられるのを予測して、この部屋へ来たってこと?



すげえなジンガイ。なんでも出来るんだな。



「楓ちゃんはあの夢に、違和感を感じなかった。」



「あの夢にっていうか…俺、人の名前と顔は一度覚えたら忘れないんです。だから、あの人自体に違和感がありまして…。」



俺はまだ完全に覚醒してない頭をなんとか動かし答える。



ヒノエさんは俺の答えを聞くと、俺に強く言った。