【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜

目を覚ますと、額に固く、熱を帯びた何かが当たっていた。



眼前には、すっぴんにもかかわらず綺麗な長い睫毛を生やした瞼が映る。



その下には小さな鼻と、形の良い唇。



「う、うわあああ!」



「何よその驚き方。ホント、女の子みたいね。」



俺に馬乗りして、額同士をくっつけていたヒノエさんがけろっとした顔で言った。



「なんですが!?なんで俺の上にいるんですか?」



ってか、よもや貞操の危機的な状況じゃね!?