【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜

クロエは黙って去ることにした。



アリアを巻き込むことは出来ない。大切な存在だから。



しかし…そう簡単にいかない。



『…なんだ!?これは!』



去ろうとした夜、街が、朱色の世界になっていた。



そこには人間界に不釣り合いな生き物がいた。…自分と、同種の者。悪魔だ。



その悪魔が、街を滅ぼしている。



警察官と修道院の人間が必死になって悪魔と戦っている。



その中には…アリアの姿も。



アリアはその特殊な能力で、戦っていた。



木を成長させ大木にして操っている。



能力を使う度に、アリアの腕や足、顔に蚯蚓脹れが出来る。