【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜

一時期なら構わないけど、この人と一生過ごすなんて…色々無理がありそうだし。



しかし、俺のそんな不安を、佐山部長は笑い飛ばした。



「王子の童貞くらいでそこまではならないわよ。まあ、任務をこなせば帰れるってとこ。」



「任務…?」



俺は佐山部長の言葉に首を傾げる。



「そう。五人の罪人を始末すること。」



聞いた答えが思いの外重たくて、息を呑みつつ隣に座った。



罪人の始末って…何だか、物騒だな。