【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜

宴を楽しんでいると、ヒノエさんが突然動きを止める。



「迎えが来たわね。」



その言葉通り、耳が三角の黒服集団がやって来る。



その中には、ヒノエさんの知り合いのルキの姿も。



「じゃあ、私達、行くわ。」



ヤマトさんから荷物を受け取りながら言うヒノエさん。



「姐さん、行ってらっしゃい!」



「あまり楓に迷惑かけるなよ?」



明るく手を振るヤマトさんと、ヒノエさんに穏やかに言うゼノスさん。



「ふん!楓ちゃんはドMだから大丈夫よ。まあ、あんた達は私が戻って来るまでせいぜい宴でもしてなさい。」



ヒノエさんらしい言葉に、二人や村の皆が笑顔になる。



俺はその笑顔を目に焼き付けて、閻魔団に従った。