ヒノエさんが帰って来たことは村の皆にも知れ渡り、俺とヒノエさんは村の中心で宴に参加することになった。
「おい子羊!お前美味そうだな!」
「ひっ!…全く、気が休まらないな。」
さすが獣族の村。皆して俺を食料扱いしてくる。
「皆なりの歓迎よ。」なんてヒノエさんは言うけど、胃袋の中に歓迎されてもどうしようもない。
まあでも、ヒノエさんの人間界で見せないような笑顔をここで見れたから、良しとしよう。
やっぱり、ヒノエさんにとっての居場所は、あちらではなくこちらなんだ。
残りの戦い終わらせて、またここに返してあげなきゃ。



