【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜

一瞬重苦しい空気になったが、その後はヒノエさんの昔のことを聞いたり、逆に俺が人間界でのことを教えたりした。



「しかし…本当に君には不思議な力があるようだな、楓。」



「はあ、不本意ながら。」



俺が苦笑混じりに答えると、ゼノスさんも優しく笑い返した。



「帰ったわよ!あー、お腹ペコペコー!ゼノス、なんか作りなさい!」



そこに帰って来た女王様ヒノエさんと、へとへとになったヤマトさん。



可哀相に。きっと、買い物に付き合わされて、振り回されたんだろう。