【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜

ヒノエさんは虎みたいな奴と喋った後、獅子みたいな奴の方に向かう。



「ゼノス。久しぶり。村の方はまとまってる?」



「大丈夫だ。俺が見回り当番に回ってるんだ。中は平和さ。…君、ヒノエがお世話になってるね。」



獅子の方は大人だ。ちゃんと俺の方にも気を遣ってくれている。



「楓ちゃん。あっちはヤマト。村の若僧で、こっちはゼノス。今、私の代わりに村をまとめてくれてるの。二人とも。こっちは楓ちゃん。」



改めてヒノエさんに紹介されたから、俺はぺこりと一礼した。