その核を拾い上げ、ヒノエさんはこちらへやって来る。
腰にぶら下げていた短剣で俺を糸から解放すると、力の入らない俺の体を支えた。
「馬鹿ね全く!美人に惑わされちゃって、もう…。」
「すみません。…でも、ヒノエさんの方が美人です。」
俺の言葉に、ヒノエさんは俺を地面に降ろして一言。
「本当に馬鹿な子!」
そして、赤い核を握り潰し、俺の右手へその液体をかけた。
すると、あっという間に俺の手にあった紫色の蔦のように広がったものがなくなっていく。
「毒をもって毒で制す。人間って上手いこと言うわね。」
ヒノエさんはそれだけ言うと、フン、と鼻で笑った。
腰にぶら下げていた短剣で俺を糸から解放すると、力の入らない俺の体を支えた。
「馬鹿ね全く!美人に惑わされちゃって、もう…。」
「すみません。…でも、ヒノエさんの方が美人です。」
俺の言葉に、ヒノエさんは俺を地面に降ろして一言。
「本当に馬鹿な子!」
そして、赤い核を握り潰し、俺の右手へその液体をかけた。
すると、あっという間に俺の手にあった紫色の蔦のように広がったものがなくなっていく。
「毒をもって毒で制す。人間って上手いこと言うわね。」
ヒノエさんはそれだけ言うと、フン、と鼻で笑った。



