【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜

「あんな死神、最低の奴じゃない。死んでも誰も悲しまないわ。」



「そうね。Aランクの死神だろうが、裏を辿ればただの偉いだけの無能なオッサンだもの。でも、それでも私はあんたを閻魔のところにやらなきゃ帰れないの!」



ヒノエさんは一気に狼化すると、猛スピードで走り出す。



「嫌ねぇ獣族は。戦い方が荒くて汚いわ。感情も剥き出しね。」



心底嫌そうに言い放つ名雪さん。そして、ヒノエさんを睨みつけ、激動の戦いを開始させた。