【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜

「あの、万が一、その話が本当だとして、なんで人間界へ?」



「なんでって、魔界の王子の童貞食って、魔王の逆鱗に触れたからよ。」



な…!なんてクレイジーな。



「今時ね、種族が違っても全く問題はないのよ。けど、流石に王子はダメだったみたいねー。」



「は…はは。そっすねぇ。」



これ、信じるべき?



「あら、信じてない顔ね。いいわ。これから長い付き合いになるもの。見せてあげる。」



疑いの瞳を向ける俺に気づいたのか、佐山部長は妖艶に笑い舌なめずりをした。