「なるほど」
最初の本はガーディアクロスの歴史みたいなものだったので読むのを止めて、もう一つの本を読んだ。そっちにはアフランシールのことが書かれていた。
どうやら本来は数多くの試験があり、面接があって、実践テストがあり、なおかつ王族の許可があって正式にアフランシールになれるらしい。
守護軍であるディフォンドルは魔力が強く、協調性があれば大体は入ることが出来るらしい。護りにはいくらでも人数がいた方がいいかららしい。
アフランシールの場合、人数がいようとも弱ければ魔物の犠牲にもなる、よく判断してから入れるらしい。
「オレって本当にアフランシールなんだろうか」
ジークの一言でアフランシールに入ったけど、実はからかわれているってこともあるのか……凄い不安になってきた。
次のページからは部隊編制について書いてある。
第一先行部隊から始まり第十調査部隊まである。どこにも第零隊は書いていない……と思ったら最後に書いてあった。
「嘘!?」
第零隊、多分それは第零総轄隊のことを言うんだと思う。全ての部隊を従う頂点の部隊。
だからジークは隊長と呼ばれるのか。そしたら総隊長だろう。馴れなれしくジークなんて呼び捨てにしていいのだろうか。
「待たせたな、どうだ分かったか」
どれほど時間が経ったかは分からない。それほど本に見入っていた。
最初の本はガーディアクロスの歴史みたいなものだったので読むのを止めて、もう一つの本を読んだ。そっちにはアフランシールのことが書かれていた。
どうやら本来は数多くの試験があり、面接があって、実践テストがあり、なおかつ王族の許可があって正式にアフランシールになれるらしい。
守護軍であるディフォンドルは魔力が強く、協調性があれば大体は入ることが出来るらしい。護りにはいくらでも人数がいた方がいいかららしい。
アフランシールの場合、人数がいようとも弱ければ魔物の犠牲にもなる、よく判断してから入れるらしい。
「オレって本当にアフランシールなんだろうか」
ジークの一言でアフランシールに入ったけど、実はからかわれているってこともあるのか……凄い不安になってきた。
次のページからは部隊編制について書いてある。
第一先行部隊から始まり第十調査部隊まである。どこにも第零隊は書いていない……と思ったら最後に書いてあった。
「嘘!?」
第零隊、多分それは第零総轄隊のことを言うんだと思う。全ての部隊を従う頂点の部隊。
だからジークは隊長と呼ばれるのか。そしたら総隊長だろう。馴れなれしくジークなんて呼び捨てにしていいのだろうか。
「待たせたな、どうだ分かったか」
どれほど時間が経ったかは分からない。それほど本に見入っていた。

