するとミケが首を振り、鈴を鳴らす。音は小さくあまり聞き取りにくいが確かに聞こえる。
「どうだ?」
「いや、微かだけどちゃんと聞こえる。けどそれがどうしたんだ」
「やっぱライガだな。移動がてら教えてやるよ」
「マスターが言うならしょうがない。とりあえずは認めてやる、ライガ・フェイルノート」
シーケットが指を突き立てながら言う。
「なんでオレの名前知ってるんだ? まだ自己紹介してないけど」
「あぁ、それはオレがミケにライガのこと話したからだな」
「だったらオレにもシーケットのこと話してくれよ」
「おぉけど名前は知ってるんだな。驚いたぜ」
「いやいや、あれだけどはっきりと調査隊の隊長さんに公言すれば誰でも覚えると思うけどな」
「そうだったな。まぁいいか、そしたら紹介しておいてやるよ」
そうジークが言うので再度、オレはミケを見た。
「私を見るな!」
だけどシーケットには怒られた。なんでだ、ジークが紹介する訳ないだろうし……。
「どうだ?」
「いや、微かだけどちゃんと聞こえる。けどそれがどうしたんだ」
「やっぱライガだな。移動がてら教えてやるよ」
「マスターが言うならしょうがない。とりあえずは認めてやる、ライガ・フェイルノート」
シーケットが指を突き立てながら言う。
「なんでオレの名前知ってるんだ? まだ自己紹介してないけど」
「あぁ、それはオレがミケにライガのこと話したからだな」
「だったらオレにもシーケットのこと話してくれよ」
「おぉけど名前は知ってるんだな。驚いたぜ」
「いやいや、あれだけどはっきりと調査隊の隊長さんに公言すれば誰でも覚えると思うけどな」
「そうだったな。まぁいいか、そしたら紹介しておいてやるよ」
そうジークが言うので再度、オレはミケを見た。
「私を見るな!」
だけどシーケットには怒られた。なんでだ、ジークが紹介する訳ないだろうし……。

