偽りの仮面 真実の愛



もう決して自分の姿は見まいと、城中の鏡を割った。



「俺は……いったいいつになったらこの地獄から抜け出せるんだ…」



そうポツリと呟いた声は、静かに闇に吸い込まれていく。



今日もまた、何も変わらない一日が過ぎてゆく。



何も変わらない、そして……



――永遠に終わらない。



「…誰か俺を――」



――この永遠の闇から救い出してくれ……