「……大丈夫さっ!!もう子どもじゃないんだ」 そう言うとマトはリネットの手を振り払った。 「はいはい。じゃあ気をつけてね」 そんな弟の様子に目を細めると、リネットはゆっくり立ち上がる。 「うん…。じゃあ行って来ます」 そうしてマトは出掛けて行った。 ――家の扉が……バタンと音をたてて閉まった…。