ウェルカムアワーズ

「違うだろう、さえっち」

 ぱしりとツッコミを入れて、よーちゃんはふかぁく息をつくのだった。副委員長さんとして、後で先生から怒られたりするんだろうか。

まさかそんなことないか。だってよーちゃんに責任なんてないのに。


 あると言えば、私の方があるのかもしれない。あるって言えるのかもしれない。災難は、私を狙っているって話なんだから。でもそれもまさか……。

「あ、そだ。あんたいないのばれてないよ。そんな状態だったから、一人や三人いなくたってね。雪見たち、見かけた?」


「図書室で花札制作に励んでたね」

「今度は花札か」


「ルールの再確認をしとかなくちゃな」