今度の週末
あなたと初めて出会ったあの土手で
もう一度だけ
シャボン玉吹いて見ます


あなたに教えてもらったシャボン玉は
あなたがいつも言っていた通り
私にとってもどこまでも
癒しの無垢色でした


その癒しの泡玉は
その「あわ」と言うわけではありませんが
いつしかあの時見た無垢色から
あなたを想う淡色に
変わっていきました


でもシャボン玉って
いつかは割れちゃう物なんですね…


今度の週末
あなたと初めて出会ったあの土手で
もう一度だけ
シャボン玉吹いて見ます


素敵な思い出をくれたあなたへの
感謝の気持ちを込めて…
そして新たな恋の始まりを願いつつ…


I wish the “shabon”girl more marvelous romance !


晴れ晴れとした表情で、大空を仰ぎ見る優子。その様子を遠くから見つめる一人の少年がいた。夕霧ケイである。