その瞬間、頭が真っ白になって…――――――。 いや、違う。 頭は真っ白だけど胸が熱くて、再会してからずっとくすぶり続けてた想いが胸の当たりからせり上がってきた。 一体何を口走ろうとしたのか自分でもわからないけど、蓋をして鍵をかけて胸の奥にしまってた気持ちがバーン!!って蓋を吹っ飛ばして、勝手に口をついて出てきた。 「……チカッ、俺……!!」 身を乗出してチカにつめ寄った瞬間…――――― 「島崎…さん…??」 そう俺の名を呼ぶ小さな声が聞こえた。