口をゆすいでトイレを出ると 「いきなりどうしたの?大丈夫?」 ポチが心配そうに立っていた 「大丈夫じゃない…帰る」 ポチを睨み付けて横を通り過ぎ カバンを持ち足早に立ち去ろう…としたけど いきなり目眩がして 「あっ、」 床に膝をついた。 「奈々佳ちゃん!?」 すぐにポチが駆け寄って来て肩を抱いた。