「出来た。」 肉じゃがにサンマと味噌汁 なんだかおばあちゃんみたいな 料理になっちゃった…。 「ポチー?起きて」 ソファーで眠っているポチの横に行き肩を揺すった。 「うぅん…」 子どもみたぃな可愛らしい声を上げて パチッと目を開けた。 「夕飯作ったから食べよ?」 「……。」 ポチは無言のまま私を見詰めて 「あぁ…奈々佳ちゃんか」