「自転車で行ったくせに間に合わなかったわけ!? うっわ!超ダサっ!!!」 最後の言葉をわざと強調してタオルを持って教室を出た。 「いや、間に合ったんだけどなぜか受けさせてくれなかったんだよ!!」 「あっそう。どーでもいい」 ちょっと放っておいてほしい。 「どーでもいいって酷いよ!!」 「…。」 ウゼェ… 「奈々佳ちゃん!? 無視!? ねぇ?無視!?」 はぁぁ〜…もぉぉぉおお!!! 「うるさいんだよ!! 少し黙れ!!!」 「えっ?どうして?無理。」