皇城への入り口のひとつ、南の城門まで辿り着いたフェイレイたちは、そこを護っていた兵士たちを剣圧だけで吹き飛ばし、堀にかかっていた跳ね橋を駆け抜けた。
「跳ね橋を上げていないなんて……」
走りながら、ローズマリーは警備の甘さを指摘する。
「誘い込まれているのかもしれませんね。魔王にか、それとも元帥にか……」
ヴァンガードも周りに弾を撃ち込み、兵士たちを牽制しながら走る。
そこへ飛んでくる大砲の弾を、フェイレイが真っ二つに斬り裂いて堀の水の中へ落とす。
「どっちでもいい。罠だってなんだって、受けて立ってやる!」
駆け抜けていく3人に、兵士たちは更に攻撃を加えようとするが。
「おい、まさかあれは皇后陛下ではないのか!?」
「なんだと!?」
「ば、馬鹿者! 砲撃止め! 陛下にお怪我をさせてはいかん!」
「しかし、あれは敵では……!?」
侵入者の中にローズマリーがいることに気づいた兵士たちがざわめき、混乱に陥る。その隙に城門を突破し、城内へと足を踏み入れた。
城の中にも銃撃隊が待ち構え、広間の緩く続く階段の上からこちらへ銃口を向けてはいたが、ローズマリーの姿にたじろぎ、動揺している。
戦意を失くした彼らを見て、ローズマリーが前に出た。
「貴方たちに用はありません。ここをお通しなさい!」
ローズマリーが声を張り上げると、兵士たちは顔を見合わせ、戸惑った顔を見せる。
「元帥はどこです。ティル・ジーアに乗っているのですか」
「い、いえ、元帥はこちらにおられます……」
戸惑いながらも、近くにいた兵士がそう答える。そして3人の前に立って歩き出した。
「こちらへどうぞ……」
「跳ね橋を上げていないなんて……」
走りながら、ローズマリーは警備の甘さを指摘する。
「誘い込まれているのかもしれませんね。魔王にか、それとも元帥にか……」
ヴァンガードも周りに弾を撃ち込み、兵士たちを牽制しながら走る。
そこへ飛んでくる大砲の弾を、フェイレイが真っ二つに斬り裂いて堀の水の中へ落とす。
「どっちでもいい。罠だってなんだって、受けて立ってやる!」
駆け抜けていく3人に、兵士たちは更に攻撃を加えようとするが。
「おい、まさかあれは皇后陛下ではないのか!?」
「なんだと!?」
「ば、馬鹿者! 砲撃止め! 陛下にお怪我をさせてはいかん!」
「しかし、あれは敵では……!?」
侵入者の中にローズマリーがいることに気づいた兵士たちがざわめき、混乱に陥る。その隙に城門を突破し、城内へと足を踏み入れた。
城の中にも銃撃隊が待ち構え、広間の緩く続く階段の上からこちらへ銃口を向けてはいたが、ローズマリーの姿にたじろぎ、動揺している。
戦意を失くした彼らを見て、ローズマリーが前に出た。
「貴方たちに用はありません。ここをお通しなさい!」
ローズマリーが声を張り上げると、兵士たちは顔を見合わせ、戸惑った顔を見せる。
「元帥はどこです。ティル・ジーアに乗っているのですか」
「い、いえ、元帥はこちらにおられます……」
戸惑いながらも、近くにいた兵士がそう答える。そして3人の前に立って歩き出した。
「こちらへどうぞ……」


