ファンタジー
完

- 作品番号
- 433089
- 最終更新
- 2011/12/06
- 総文字数
- 459,701
- ページ数
- 798ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 390,174
- いいね数
- 2
その微笑が
その声が
私を“しあわせ”にする
ただひとつの“魔法”
* * *
人と精霊が共存する世界で
『勇者』の称号を目指す『剣士』と
記憶を奪われた表情のない『精霊士』と
苦い過去を持つ天才『魔銃士』と
大切な人を取り戻したい『拳闘士』の
冒険が、いま、幕を開ける
※表紙イラスト 御倉タツ様※
この作品のレビュー

”しあわせ”に辿りつく道のりはなんて長いんだ(笑) ああーもううううー! 早くしあわせになってくれぇ~と親のような目で見守りつつ読み進めておりましたが。 イイ終わりですね~ ヴァンくんファンの私としても大満足のエンディングでございます。 なんかね、やった~!って言ってチューしてバーン!みたいな、ハリウッド的じゃないのがいい! ストーリー自体に色々な要素があって、素晴らしかったというのはもちろんですが。 初々しくも魅力的なキャラ達が読み手を引きこむ一番の魅力であったと思います。 これからも無鉄砲でかわいい人達を書き続けて下さい。 楽しみにしてます。

・ 「大丈夫だよ!」 そういって貰いたい時がある。 今立っている場所が不安定で、明日という未来が何だか信じられない。 それは、もしかして「今」なのかもしれない。 この小説は決して甘々なファンタジーではない。 精霊や魔法が飛び交う美しい異世界が舞台でありながら、そこには深い歴史に基づく様々な者達の思惑と葛藤、そして騒乱が渦巻く。 それらは時に目を背けたくなるくらいに壮絶で、足が竦む事さえある。 けれどそれでも私がしっかりと足を前に進めていけたのは、そこに「フェイレイ」という主人公の存在があったからだ。 どこまでも真っ直ぐな心を持つその少年がいる限り、「きっと大丈夫。」そう信じて読み進められた。 だから今、 この小説を傍に置いてみるのも良いではないか。 「フェイ」と一緒なら今の状況を乗り越えて行ける。 確かに、そう信じられるから…。

タイトルのとおり「しあわせ」をテーマにした壮大な冒険譚です。 けれど、その陰に「想い続けること」の尊さ、強さを伝えることが隠されている。 そんな風に思うのです。 さすがの文章。いつの間にか読み込ませてしまう展開の妙、独り立ちしたキャラクタ達。 と言うか 何というか、 とにかく面白いのです!
この作品の感想ノート
>オサさん☆
わああ、こんなに長いお話に最後までお付き合いくださいましてありがとうございます!
ラストの塔はですね、そこが一番書きたくて、ずっとそこを目指して書いてきましたので、そう言って頂けるとうれしいです。ホント、拙い作品ですが、キャラたちへの愛だけは山のように込めてありますので。
優しさを感じていただけるのは、それはきっとオサさんが優しいからだと思います。受け止め方は人それぞれだと思いますので……。
そんな優しさに溢れたオサさんに読んでいただけてしあわせです。
本当にありがとうございました。
こんばんは!
こちらではかなーりお久しぶりになってしまってます(*゚Д゚*)
遅くなりましたが、本日読み終わりましたよ~
投票に間に合ってよかった~(Pд¬q。)
フェイレイとリディルは勿論、その他の友だち家族まるごとが、献身的というか、純粋というか、本当に清いものに触れた気がしました。
そして、……これはネタバレになっちゃう?
ラストの塔のくだりは本当に泣けました。
やっぱりファンタジーっていいですね。
昔話のような、というか絵本のような語り口の優しさは海月さんならではで、本当に安心します。
本当にありがとうございました!
お邪魔しました!
>赤月しずくさん☆
もったいないお言葉の数々、本当にありがとうございますm(_ _)m
フェイレイ、リディル、そして他の登場人物たちも、何かを失いながらよく頑張ってくれたと思います。自分で書きながらこんなの酷いーと思っていましたが、それぞれがしあわせになれるラストには出来たと思います。
赤月さんには凄く丁寧に読んでいただいたようで、感謝しきりです。
素敵な感想をありがとうございます(*^^*)
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