【あとがき―その1】


「あ、あの…
さ、里子と…」







「オジサンの」








「あとがきコーナー!」








パチパチパチパチ!!







「え、えっと…
ついに小説・霊務3
終わりましたね、
た、田中さん」










「里子君…
メチャクチャ
あがり過ぎだよ…

やっぱりそう言うとこは
母親と違い、
不得意みたいだねえ…」











「ご、ごめんなさい…」












「オ、オイ…
怒ってるワケじゃ
ないんだぞ?

こんな読者達の前で、
しょんぼりしないで
くれよう」











「あ、ハイ…

私頑張ります!

そうだ、
今日の為に面白い話を
持ってきたんですよ」











「おっ!
さあそれを言って言って」











「隣の家に
囲いが出来たんだって、
へぇ~」










「………」











「………」











(ボケじゃなく、
本気で言ってるから
ツッコミづれぇ!!!)