あまりの光景に言葉が出なかった。 まだ昼時だと言うのに 教室に生徒も先生も居ない。 学校の中に人一人も見当たらない。 「誰も居ないーー…」 まさかー… 最悪な事態が頭のなかをよぎった。 すぐさま学校を出て町の方へ向かった。