「ねぇルーシア」

「はい」

「クロウド様をどう思う?」

「あ、えっと………とても素敵な方だと思います………」

「…………ルーシア、もしかしてクロウド様に恋をしているの?」

「…………。」

「やっぱり!ルーシアとクロウド様、お似合いだわ」

「ジェイド様とアリア様の方がお似合いです」

「ありがとう」

「お腹、随分大きくなりましたね」

「えぇ。二人いるからね。もうすぐ会えるわ。………早くパパにも会いたいわ」

「アリア様。ジェイド様はお強い方です。きっと無事に帰って来られますわ」

「ありがとう。ルーシア。大丈夫よ、ジェイド様を信じているから」







アリアとルーシアは手を握り合いジェイドの無事を祈った。