「………ん、ジェイド様……?」
「目が覚めたか?気分は?」
「えぇ、大丈夫」
「良かった。気分が悪くなったら、すぐに言うんだぞ?」
「はい!」
「アリアは無理をするから」
「そのような事はありませんわ。あなたの方が無理をなさっているわ」
「俺はいいんだ。だが、お前は駄目だ。ましてや子供がいるんだ」
「懐妊は病気ではないのですよ。安定期に入れば大丈夫」
「もしもの事があればどうするんだ」
「赤ちゃん。あなたのパパは心配症ですねぇ」
「当たり前だ。生まれて来る息子の為だ」
「息子?」
「次も息子だろう」
「あら?どうしてですの?次は娘がいいと、おっしゃっていたではありませんか」
「娘はいい……」
「どうしてです?」
「娘は………いずれ嫁に行ってしまうだろう」
「………………。」
「何だ?」
「ふ、ふふふ…………嫁にって……あはは………何年先の心配をしてらっしゃるの………ふふっ……」
「アリア、笑うな」
「だって、可笑しいのだもの……ふふっ……。それと私は娘だと思いますわ」
「な。何だと?!」
「アリオスとエリオスの時と何だか違う気がして……」
「そうか………」
「娘でも良いではありませんか。いずれ嫁いでも、私がずっとあなたのお側におりますわ」
「アリア……」
思いの篭った口づけを交わした。

