何日もかけてレイリーゼ城に戻って来た。
アリアにとっては約二ヶ月ぶりだ。
「「ママーーー!!」」
城に着くなり、待ち構えていたアリオスとエリオスが駆け寄って来た。母と別れて、ずっと寂しい思いをしていたのだ。
「ごめんね。ごめんね……いなくなったりして………もうどこにも行ったりしないから。絶対、絶対に離さないからね!」
「俺、いい子になるから……言う事もちゃんと聞くから、置いて行かないで!」
「アリオス。あなたはとってもいい子よ。ママが悪かったのよ。置いて行ったりしない。ずっと一緒よ」
「うん!!」
「ママ……」
「エリオス、ごめんね。ごめんね……」
「僕、僕………ママと一緒にいたいよ……」
「一緒よ。ずっと一緒よ……パパとママとアリオスとエリオス。皆一緒。それに、ママのお腹に赤ちゃんがいるの。二人の弟か妹よ」
「「本当ー?!」」
「本当だ。お前達はお兄ちゃんになるんだ」
「俺、弟がいい!」
「僕は妹がいいな」
子供達との再会を喜ぶアリア。
ジェイドも家族が揃う事が出来て嬉しく思っている。
これから公務が多くあるが……今は家族の幸せを噛み締めていた。

