とんだ茶番だな………
アルバルトは思った。
ジェイドとアリアは心から愛し合い、自分の目の前で互いへの愛の言葉を口にした。
それに、他の男の子供を孕んだ女を妻にしようとしていたなど………馬鹿馬鹿しい!!
これでは俺はただの道化だ!!
絶対に許さん!この俺を馬鹿にした事を後悔させてやる!
「……この俺を馬鹿にしやがって!貴様ら覚悟は出来ているんだろうな!!」
「……………?!」
「……アリア!」
ジェイドは必死でもがく。アリアの側に行く為に!
激昂したアルバルトは剣を抜き、その剣先をアリアに向けている。
「やめろ!アリア!!」
「愛する女が殺されるのを黙って見てるんだな!女、腹の子と共に死ぬがいい!!」
残酷にも剣はアリアに向けて振り下ろされた。
「アリアーーーー!!」

