「何だと?もう一度言ってみろ!!」
「子供は産めません。私のお腹にはジェイド様の子がおります」
「嘘を言うな!」
「本当です」
アリアの言葉にジェイドは驚き大きく瞳を開けた。
「アリア………子供が、いる……のか……?」
「はい。あなたの子ですわ」
涙を流しながらも優しい笑みを浮かべアリアはそっと告げた。
「………ふ、ふふふ……そうか……それで殺すなら一年後にしろと言ったんだな……?」
「えぇ。子供を産んで、この子だけは助けたいのです。その為にはこの子を生かす方法を考えねばなりません」
「もうお前などいらん!!あの男の後に拷問して殺してやる!!この俺を……王である俺を冒涜した罪を償え!!」
「やめろ!!アリアにも子供にも手出しはさせない!」
「ジェイド様!」
「守る!!必ず、お前も子供も!!」
「…………どうして?どうしてそこまでして下さるの……?私は……私は裏切り者なのですよ?」
「……裏切り者なんかじゃない。酷い事を言ってすまなかった……」

