その言葉を聞いたアルバルトは震え出した。
「本当に腹の立つ男だ!やれ!」
アルバルトに命じられた騎士は剣を抜きジェイドに切りかかった。
「やめて!!やめさせて!!お願い何でもしますから!!」
「無理だな。お前はあの男が死ぬのをここから見ておけ!!」
手足、腹など全身の急所を外されていたが切られたジェイドの下には夥しい程の血が流れていた。
「いや………いやいや………ジェイド様……!!」
「……アリ、ア。待ってろ………すぐに、助ける……」
夥しい出血も気にしていないのかジェイドは動こうとする。その瞳は死んでおらずアリアにずっと向けられていた。
そんなジェイドを見たアリアは…………
「助けなくていいです………もういいのです……だから、だから、お願いします!!もう傷付かないで!!」
アリアは叫んだ。
その様子も可笑しかったのかアルバルトは笑い出した。
「この男には苦しみながら死んでもらうさ!そして俺はお前を妻にし、すぐに子を産ませる!」
「………子供は産めませんわ」

