「アリア!!待ってろ!すぐに助ける!!」
「ジェイド様………」
二人を見ていたアルバルトは騎士に命じてジェイドは取り押さえられた。
大柄なジェイドには8人もの騎士に拘束され、地面に押さえつけられた。
「嫌!嫌!!やめて!お願い!!離して!!お願いだから、やめて――ー!!」
「アリア。大丈夫だから……」
取り乱すアリアにジェイドは苦しみながらも優しい言葉をかけた。
「黙らせろ」
アルバルトの言葉に近くにいた騎士はジェイドを力一杯殴りつけた。
殴りつけた騎士は甲冑を着ていた為、ジェイドは口から血を吐き、頬は真っ赤になっていた。
「いや――ー!!!やめて!お願いやめて!ジェイド様を傷付けないでー――!!」
「お前はうるさいんだよ!」
「うっ………」
アルバルトに頬を殴られたアリアは大きくよろめいた。
「貴様っ!!よくもアリアに手を出したな!絶対に許さん!殺してやる!!」
ジェイドは8人で押さえ付けられているにも拘わらず動き出した。
目の前でアリアを殴られた事に激昂している。
「取り押さえろ!」
さらに三人の騎士に押さえられ、ジェイドは再び地面に倒れた。
「俺には何をしても構わん!!だがアリアには手を出すな!!」

