一体どうしたものか………
リュードはこればかりは悩んでも仕方がない。と思い、医者が帰った後にアリアが休む寝室へと入った。
既に体調も落ち着き、医師からの言葉も聞いていたのか困惑していた。
「キール兄様………」
「話は聞いたか?」
「えぇ………私……」
アリアは心底困惑した様子でキールはどんな言葉をかければいいのか分からなかった。
「………私、強くなります。これからは人に恥じないように生きて行きますわ。私はずっと甘えておりましたから……このままではいけませんわね」
「アリア……」
「時がくれば全て上手くいく事もあると思いますの。ですから私は人に恥じない生き方をします」
「お前が決めたのなら俺は応援するよ」
「ありがとう兄様。さぁ!泣くのはもうおしまい!地に足をつけてしっかり生きていかなくてはいけないわ!」
この日からアリアは変わった。
食事もまともに取れない程だったのが嘘のようだ。
その姿に安心したリュードはアリアには内緒である行動に出た。

