ジェイドは子供達のブレスレットを見て自分の腕に付けている同じものに触れた。
「よかったな。ママは何か言ってたか……?」
「「うん!!元気でねって言ってたよ!」」
ジェイドは子供達の頭を撫でてアリアと過ごした私室へ向かった。
その足取りは重く、まるで鉛のようだった。
部屋にはアリアが残したものが沢山あった。
ジェイドは一つ一つ見て回った。
アリアのものは全てジェイドが見繕い贈ったものだ。それらを身に着けたアリアを見るのが好きだった。
それが一つも欠ける事なく全て残っている。
この部屋から無くなっているのは、以前ジェイドがアリアに贈った子猫のミリーと家族全員が描かれた肖像画だけだった。
自分の執務室に入ると机にアリアからの手紙が残されていた。

