私に入り込もうとする奴は、容赦なく蹴り落とす。 これが私のポリシー。 他人なんて、いらない。 必要ない。 私は独りで生きていくのだから。 だから、変に私に関わろうとしないで。 ほっといて。 「…でもっ、やっぱりこのままじゃ、良くないよ!」 負けじと食い下がってくる顧問。 いつもオドオドしてる顧問にしては、珍しい光景だ。 …だけど、それは私を一層苛立たせるだけにすぎなかった。