考えて、みました。 翔と初めて出逢った時、本当は結衣は嬉しくて仕方がなかったのだと思います。 けれど、その手を握るのが怖かった。 結衣は、もう一人の私です。 私自身、どこか人を信じられずにいる部分が多く、 人と必要以上に深入りするのが怖かったりします。 そんな私にとって翔は理想であり、憧れでもありました。 こんな人に出逢いたいという、私の願望の現れだったのかもしれません。