『…俺も付き添ってもいいですか??』 気づいたら、口走っていた。 できることは、全部したかった。 『…俺が、やってしまったんです。』 俺の力強い視線に最初、救急車員は戸惑い隠せていなかったが、 やがて、小さく頷く。 俺は無言で救急車に乗り込んだのだった。 ―――――――――… ――――――――… ―――――――… 病院の待合室。 無言のまま座る俺と、 その横には、早口の担任の先生。 なんていうか、罪悪感でいっぱいだった。