君色の夢に恋をした。



彼女の瞳は捉えどころがなく、悲しみを宿しているような気がする。



…守り、たかった。

辛い思いなんか、してほしくなかった。


彼女という存在が、いつの間にか大きくなっていった。



この頃から、君のことを好きになっていったんだ。




…なぁ、


君は何を抱えているの??

どんな傷を持ってるの??


――その傷は、

俺じゃ、癒せませんか??



―――――――――…
――――――――…
―――――――…