君色の夢に恋をした。



――だから、翔。


これ以上、私を惑わさないで。

優しくしないで。



決して太陽は届かないものなのに。


みんなのものでなくちゃいけないのに。



――私だけのものに、


なってほしいと願ってしまうから――…