☆裕也side☆
静かな部屋に、苺の微かな寝息だけが響く…。
いつの間にか苺は、俺より早く夢の中。
隣で好きな女が寝ているのに、何の気も起きないって言ったら、嘘になる。
だけど、苺の無邪気な寝顔を見ていたら、
それだけで幸せで…
守りたくて…
苺を不安にさせるようなことは、したくないと思った。
苺の髪をそっと撫でる。
安らかな寝顔。
今…どんな夢を見ているのだろうか。
閉じられた目元は、今も少し赤みを帯びている。
「ごめんな…」
泣かせないと言ったのに…
沢山泣かせてしまった。
これからも…俺のせいで、この子は泣くのだろう。
苺の泣く姿を考えると、心が苦しくなる。
だけど、
苺は決断してくれたから…
泣きながら「頑張る」と、言ってくれたから…
俺も頑張りたい。
静かな部屋に、苺の微かな寝息だけが響く…。
いつの間にか苺は、俺より早く夢の中。
隣で好きな女が寝ているのに、何の気も起きないって言ったら、嘘になる。
だけど、苺の無邪気な寝顔を見ていたら、
それだけで幸せで…
守りたくて…
苺を不安にさせるようなことは、したくないと思った。
苺の髪をそっと撫でる。
安らかな寝顔。
今…どんな夢を見ているのだろうか。
閉じられた目元は、今も少し赤みを帯びている。
「ごめんな…」
泣かせないと言ったのに…
沢山泣かせてしまった。
これからも…俺のせいで、この子は泣くのだろう。
苺の泣く姿を考えると、心が苦しくなる。
だけど、
苺は決断してくれたから…
泣きながら「頑張る」と、言ってくれたから…
俺も頑張りたい。



