雑誌の一面を飾っているのは、真っ赤な宝石・ルビー ルビーの特集ページらしい 「いいよねぇ、宝石って」 欲しそうに雑誌を見つめるみちるに、思わず苦笑してしまう 「ルビーって、サファイアと同じらしいわよね」 「そうなの?」 「色が違うだけらしいわ」 席に着き、世羅は次の授業を確認する 「ふぅん・・・」 「サファイアみたいな、感じよね」 「・・・・・・?」 世羅の呟きに、みちるは首を傾げる