しばらくしてから。 なんか気になってもう一回隣を見てみる。 どうみても、寝てんだけど; 「おまえ、絶対寝てるだろ?」 小声で言ってみると、 ばっと起き上がった。 でも、目は完璧に閉じている。 「うっさいなぁ。 起きてるって。 目、開いてるじゃん!」 「はぁ? おまえ、鏡見ててみろよ。 どう見たって、閉まってるだろ。」 「あっそ。 それならそれでいい。 気にするでない。」 いつの時代だよ;