「美緒、相変わらず毒舌。」
「そうかな?
てか、どうしてそんな顔してんの?マジで。」
ちょっと真剣になった美緒。
こっちまで、思わず正座してしまいそうだ。
「いやぁさ~、昨日雑誌の撮影だったの。」
「マジで!?今度買うね~。」
「うん、ありがとう。
ってそれはいいんだけど・・・」
「うんうんッ」
てか、美緒なんか楽しそうじゃね?
って・・・あたしはチャラ男か;
「直子さんが、厳しくて・・・。」
注;直子さんとは、あたしのマネさんなんだけど。
「いつものことじゃん!?」
「ちがうの!!
いつも以上に。
ポーズがおんなじだぁ~っとか、
笑顔ひきつってる~っとか。」
はぁ。
ホント、疲れるよ。

