「あれ?
な、直子さん・・・??」
「愛菜!!
早く行くわよ。
スタイリングしてもらわないと。」
一番最初はホテルの場面からだ。
あ、別にやらしいほうじゃないぞ!!
そこは、誤解しちゃだめ。
普通の
ごく普通のリゾートホテル。
そのホテルの一室が
控え室?みたいなのになってる。
そこから直子さんがのぞいていた。
「あ・・・はい。」
この人が、助けてくれるわけ
ないんだよな。
ことの発端はこの人なんだし。
ため息、つくくらい許してくれ。
これからの地獄の日々に前向きに挑んでいくから!!!
あたしは、愛想のいい笑顔をつくって控え室に入った。

